バイデン氏副大統領時代の機密文書、新たに別の場所で発見
1月 12, 2023 16:17 Asia/Tokyo
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バイデン米大統領
バイデン米大統領が副大統領だった時期の機密文書が、新たに別の場所から発見されました。
ロイター通信によりますと、米NBCニュースは関係筋の情報として11日火曜、バイデン米大統領がオバマ政権で副大統領だった時期の政府機密文書が旧事務所から見つかった問題で、バイデン氏の側近が別の場所で機密文書少なくとも一式を新たに発見した、と報じています。
ホワイトハウスの大統領特別顧問リチャード・サウバー氏は今月9日、バイデン氏の副大統領時代の機密文書がワシントンのシンクタンクのオフィスに置かれていたことが、昨年の中間選挙(2022年11月8日)が迫った同月2日にバイデン氏の個人顧問弁護士によって発見されていたと発表しました。
NBCによりますと、バイデン氏の側近はその後、他の場所に置かれている可能性のある機密文書を探していたということです。
なお、新たに見つかった文書の分類レベルや、見つかった場所などについては明らかになっていません。
さらに多くの機密文書を不適切に取り扱っていた実態が確認されれば、再選へ2024年大統領選に意欲を示すバイデン氏にとって打撃となることは必至と見られます。
アメリカ司法省はこれまでに、退任後に300件以上の機密文書を私邸に持ち出していたトランプ前大統領を捜査しており、バイデン氏もトランプ氏を厳しく批判してきました。
しかし今回は、同様の問題がバイデン氏にも発覚し、野党共和党は攻勢を強めています。
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