駐米ロシア大使「米はウクライナに対してロシアでのテロ行為を促す」
(last modified Thu, 19 Jan 2023 08:19:29 GMT )
1月 19, 2023 17:19 Asia/Tokyo
  • アナトーリィ・アントノフ駐米ロシア大使
    アナトーリィ・アントノフ駐米ロシア大使

アナトーリィ・アントノフ駐米ロシア大使が、「アメリカはウクライナに対して、ロシアでのテロ行為を促している」と語りました。

ロシア・スプートニク通信が19日木曜、報じたところによりますと、アントノフ大使は在米ロシア大使館のテレグラムチャンネルにおいて、「米国による、クリミア半島は依然としてウクライナのものであり、米国が供与する武器をウクライナは同半島攻撃に使用することができる、という発言は実質上、ウクライナにロシア領土でテロ行為を実施するよう促している」との見解を示しています。

また、「米国政府の発言は好戦的になる一方である」としました。

さらに、ネッド・プライス米国務省報道官による、ウクライナがクリミア半島で米国兵器を使用する可能性についての発言に反応を示し、

「米国務省は実質上、キエフ(ウクライナ語読み;キーウ)政権に対しロシア内でのテロ行為を促している。ウクライナの犯罪者らはアメリカのこのような発言を耳にし、毎度の如くやりたい放題の感を覚えるだろう。紛争拡大リスクは強まるばかりだ」と語っています。

加えて、ロシア軍は「全土への攻撃」に対して報復なしで済ますことはないとし、「誰の目にも明らかだ。米国あるいはNATO北大西洋条約機構がどのような武器をウクライナのゼレンスキー体制に供与しようと、我々はそれを破壊する」と結びました。

 


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