ウクライナのインフラ省次官が調達不正で逮捕・免職
(last modified Mon, 23 Jan 2023 10:08:41 GMT )
1月 23, 2023 19:08 Asia/Tokyo
  • インフラ省のヴァシル・ロジンスキー(Vasyl Lozynskiy)次官
    インフラ省のヴァシル・ロジンスキー(Vasyl Lozynskiy)次官

ウクライナのインフラ省次官が、戦争で被害を受けた同国のインフラ再建事業において賄賂を受け取ったことにより逮捕されました。

米CNNによりますと、ウクライナのNABU国家汚職対策局は、インフラ省のヴァシル・ロジンスキー(Vasyl Lozynskiy)次官がインフラ再建事業において賄賂を受け取っていたと発表しました。

続けて、インフラ省がフェイスブックにおいて、同次官が汚職罪で逮捕されたことを認めた上で、「同人は自身の罪について釈明できないために免職となる」と発表したとしました。

NABUによれば、同次官は40万ドル(約5100万円)の賄賂を受け取って、水増しした価格で発電機などを調達する契約の締結に関し便宜を図ったということです。

報道ではまた、調査によってウクライナの中央および地方行政官の多くがこの件に関わっていたとされました。

ロシアはこの数ヶ月、ウクライナ全土のインフラを空爆の標的としています。

一方でロシア政府は、ウクライナ戦争の開始当初、非軍事インフラを標的にしようとは考えていないとしていました。

西側諸国、中でもアメリカとイギリスは、この戦争が始まってよりロシアへの制裁圧力を強めたほか、重軽問わず様々な兵器をウクライナ政府に提供して同国での戦火を煽っています。

 

 


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