北朝鮮労働党委員長、「太平洋上のアメリカの拠点が攻撃可能となった」
6月 23, 2016 17:30 Asia/Tokyo
北朝鮮のキムジョンウン労働党委員長が、北朝鮮は太平洋におけるアメリカの拠点を標的にすることができるとしました。
北朝鮮の政府系メディアは、キム労働党委員長は、中距離戦略弾道ミサイルの実験の後、「北朝鮮は太平洋地域にあるアメリカの拠点を標的にできる確実な能力を持っている」と語ったとしました。
韓国とアメリカの一部の軍事関係者は、「北朝鮮は22日水曜、2発の中距離弾道ミサイルを発射したが、最初のミサイルの発射は失敗した」と発表しました。
一方で、北朝鮮の政府系メディアは、この実験は成功しており、近隣諸国の安全に影響を及ぼさなかったとしました。
国連安保理も、22日水曜、北朝鮮のミサイル問題を検討する緊急会合を開催しました。
国連安保理の議長国をつとめるフランスのデラットル国連大使は、北朝鮮による弾道ミサイルの実験は受け入れがたい行動だとしました。
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