ギリシャ中部で列車同士が衝突、26人死亡

ギリシャ中部で列車同士が正面衝突し、２６人が死亡しました。

ロイター通信によりますと、ギリシャ中部で現地時間の２月２８日火曜夜、旅客列車と貨物列車が正面衝突、脱線し２６人が死亡、８５人以上が負傷しました。

衝突が起きたのは、テッサリア地方のラリサ近郊で、旅客列車は首都アテネから北部テッサロニキに、貨物列車はテッサロニキからラリサに向かっていました。

地元メディアは、旅客列車に約３５０人が乗っていたと伝えています。

テッサリアの知事によると、旅客列車の先頭４両が脱線、先頭２両は火災で「ほぼ完全に破壊された」ということです。

またスカイTVは、ラリサ県のコスタス・アゴラストス知事の話として、死傷者はさらに増える可能性があり、現在までに乗客250人以上がバスでテッサロニキに搬送されたと報じました。

なお、衝突の原因などは今のところ不明とされています。

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