FAOが予測、「世界での穀物生産が減少」
(last modified 2023-03-06T08:43:35+00:00 )
3月 06, 2023 17:43 Asia/Tokyo
  • 穀物   
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FAO国連食糧農業機関が、今後迎える収穫期における世界での穀物生産が減少する、との予測を示しました。

FAO国連食糧農業機関

 

ロシア駐在のFAO顧問は、「今期の収穫期において、全世界での穀物の収穫量は1.7%減少するだろうと予測されている」としました。

また、全世界での穀物の収穫量は27億6500万トンに達する見込みだとし、「この量は昨年に比べて、アルゼンチンでのトウモロコシの収穫の減少や中国での米の栽培状況が原因でより低いものとなるだろう」と述べています。

また、「世界での小麦の生産は増加し、7億9400万トンに達すると予測されている」と語りました。

この報道に基づけば、世界における今年の小麦の生産は前収穫期と比較して、2%以上増加する見込みです。

こうした中、FAOは最新報告の中で「イランは2022年に1300万トンの小麦を生産し、同年に世界で13番目に小麦生産量が多い国となった」と発表しました。

 


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