英ロンドンのイスラエル大使館前でパレスチナ支持デモ
英国のパレスチナ支援団体などが、同国ロンドン市内にあるシオニスト政権イスラエル大使館前で、ここ数日で3回目となるパレスチナ支持デモを行いました。
国際通信イランプレスによりますと、このデモは「世界ゴッツの日」を前に行われ、パレスチナへの支持とシオニスト政権によるパレスチナ人やアクサーモスクに対する新たな犯罪を非難することを目的としています。
11日火曜に行われたデモの参加者らは、パレスチナ国旗を掲げ、虐げられるパレスチナ国民への連帯を表明しました。
レバノン系英国市民で政治活動家のバトゥール・ソベイティ氏は、イランプレスの取材に対し、「世界ゴッツの日は、パレスチナ国民を守る上で最も重要な日だ」と述べました。
ソベイティ氏はその上で、「世界ゴッツの日は、横暴な権力に対して抗議する重要な日であり、(イランイスラム体制創設者である故)イマーム・ホメイニー師が、ラマザーン月最後の金曜日を、パレスチナおよび世界の虐げられた人々を守るため、イスラム共同体が一致してパレスチナ解放のために立ち上がる日として定めた」と述べました。
そして、「世界の大国は、シオニスト政権をパレスチナ領土に樹立させた。この継続する圧制を終わらせることはすべての世界の人々の責務である」としました。
また、「世界ゴッツの日は、イスラム教徒だけに呼びかけられたものではなく、権利、正義、パレスチナの人々を守るためすべての世界市民に対して呼びかけられるものだ」と述べました
ソベイティ氏は、「世界ゴッツの日は、シオニスト政権弱体化の象徴であり、シオニストらは今、かつてないほど弱体化している」としました。
今月14日は、シオニスト政権イスラエルの占領下にあるパレスチナ国民との連帯を示す「世界ゴッツの日」です。
イランイスラム共和国の建国者ホメイニー師の提唱により、イスラム教徒の聖なる断食月・ラマザーン月の最後の金曜日が、この日に制定されています。
イスラム教徒および全世界のパレスチナ支持者らはこの日、大行進や各種の式典を開催し、聖地ベイトルモガッダス・エルサレムを占領しているシオニスト政権イスラエルの犯罪に対抗するパレスチナ被抑圧民への支持を表明します。