Pars Today

マサ・アルゼンチン経済大臣が、「わが国は、中国からの製品輸入に当たり、米ドルの代わりに中国人民元にて決済するだろう」と語りました。

過去数か月間で、世界の多くの地域ブロックが、ドルの不安定さを理由とし、米ドル以外の通貨での取引方針を踏襲しています。

国際通信イランプレスによりますと、マサ経済相は現地時間の26日水曜、「中国大使で起業家でもある Zhu Xiaoli 氏と、アルゼンチンが中国からの輸入の決済にあたり中国元で支払うことで合意に達した」とツイートしました。

また、「人民元の使用により、わが国はより多くの行動の自由が得られる」と述べています。

専門家の見解では、近年における急激なドル変動を受けて、各国の現地通貨の価値は米ドルに対して最も悪影響を受けやすくなっていると思われ、その結果、各国は自らの国家経済の強化のため国際通商取引においてドルに代わる適切な通貨を模索しています。

ドル使用の削減や脱ドル化は決して目新しい問題ではありませんが、最近このアプローチは非常に活発化しており、将来的に大きな変化が見られる可能性があります。

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