米大統領選ケネディ候補、「米の対ロシア戦争でウクライナ人30万人が死亡」
(last modified Thu, 04 May 2023 05:50:01 GMT )
May 04, 2023 14:50 Asia/Tokyo
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米国のジョン・F・ケネディ元大統領の甥で2024年大統領選への出馬を表明しているロバート・ケネディ・ジュニア氏(69)が、「地政学的な理由による米の対ロシア戦争で、30万人のウクライナ人が死亡した」と語りました。

ケネディ氏は2日火曜、「2022年4月に、オースティン米国防長官は『ここでの我々の目的はロシア軍の息の根を止めることだ』としていたが、息の根を止めるとはどういうことか? それは即ち、ウクライナ人を殺すことに他ならない」と述べました。

また、「我々は30万人のウクライナ人を犠牲にしてきた。以前、ウクライナの特殊部隊の司令官は、自分の部隊のうち80%が死亡または負傷しており、この部隊を再建することはできないと述べている」としました。

ケネディ氏は、その発言こそアメリカの主流メディアからほとんど注目されていないものの、選挙運動の早い段階で「ブラジルとパキスタンは、通商決済での中国人民元の使用とドルの排除を決定している」と語っています。

そして、「この決定が我々にどういう代償をもたらすかを想像できるか? 米ドルが世界の支配的な通貨でなければ、我々は年間7500億ドルの損害をこうむることになる。これは現在進行中の戦争の結果の1つであり、我々はそれを検討する必要がある」としました。

ロバート・ケネディ・ジュニア氏

 


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