仏AFP通信の記者がウクライナ激戦地で死亡、ロケット砲攻撃で
May 10, 2023 14:17 Asia/Tokyo
AFP通信・フランス通信が、ウクライナ東部(露が主張するドネツク人民共和国)の激戦地、アルチョモフスク(ウクライナではバフムート)で自社の記者、アルマン・ソルディンさんが死亡したことを発表しました。
フランス通信によりますと、同通信のウクライナ駐在動画コーディネーター、アルマン・ソルディン氏が9日火曜、同国東部チャシウヤール郊外アルチョモスクで、ロケット砲による攻撃を受けて死亡しました。
ソルディン氏はフランス通信取材班の一員として、ウクライナ軍部隊に同行していました。
他のメンバーよりますと、現地時間の同日午後4時半ごろ、多連装ロケット砲BM21「グラート」による攻撃を受けた際、ソルディン氏は地面に伏せていたところ、近くにロケット弾が着弾して死亡ました。
現場は、数か月にわたり激戦が続くバフムートに近い地域です。
ソルディン氏は2022年9月以降、ロシアとウクライナの戦場でビデオ・ジャーナリストとして活動してきました。
なお、同氏には他に4人の同僚が同行していたものの、いずれもけがはないということです。
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