6月 18, 2023 18:28 Asia/Tokyo

フィリピン島嶼間を運航する乗客・乗員120人を乗せたフェリーが出火し、同国の沿岸警備隊が乗客の救出に向かいました。

多くの島々から成るフィリピンでは、頻繁に襲来する台風、船舶の整備不良、定員超過などの安全基準実施の不徹底などにより、首都から離れた地方を中心に海難事故が多発しています。今年3月には、同国バシラン州バルクバルク島沖で夜間航行していた船から出火し、約250人の乗客・乗員のうち少なくとも31人が死亡しました。

カタール衛星通信アルジャジーラによりますと、フィリピンのコー・シッピング・ラインズが運航するMVエスペランサ・スター号は、同国のシキホール島からボホール島へ向う最中に火災に見舞われました。

フィリピン沿岸警備隊は、同船が18日日曜早朝にシキホールを出発したと説明しています。

今回の火災による被害や救助された生存者数などについてはまだ発表がありませんが、フィリピン沿岸警備隊が公開した写真や動画には、船後部の甲板から炎と黒煙が上がる様子が収められています。

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram     Twitter     urmediem


 

タグ