6月 24, 2023 18:05 Asia/Tokyo

国際通信イランプレスによる現地からの映像では、現在モスクワ市内にある大統領宮殿・クレムリンや国防省周辺の通りは平穏が保たれ、通常どおりの往来が行われています。

ロシアの民間軍事会社「ワグネル」の創設者プリゴジン氏がロシア軍に対する武装蜂起を訴えたことをうけ、一部の西側メディアはモスクワ市内で治安対策がとられたと伝えました。

プリコジン氏は23日金曜、何の証拠も示さずに、ロシア軍がワグネルの部隊2000人を殺害したと主張し、ショイグ国防相に対して「赤の広場で絞首されることになる」などと脅迫しました。

ロシア当局は、プリゴジン氏が武装反乱を組織したとして告訴・立件し、捜査を開始したとされています。

国際通信イランプレスによりますと、24日朝の時点で、クレムリン南部の通りは西側メディアの報道とは裏腹にいつもどおりの状態で、クレムリン周辺に戦車や装甲車が展開している様子は見られません。また、一部の政府庁舎の周辺には警察官が配備されていますが、これも少数で状況は平時と変わりません。

西側メディアは23日、ロシアに対するメディア・心理戦争を展開し、モスクワ市内が厳戒態勢にあると伝えていました。

 


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