アフガンで、不発弾の爆発により児童2人死亡
(last modified Wed, 12 Jul 2023 12:03:04 GMT )
7月 12, 2023 21:03 Asia/Tokyo
  • アフガンで、不発弾の爆発により児童2人死亡
    アフガンで、不発弾の爆発により児童2人死亡

アフガニスタンで、米軍が遺棄した不発弾が爆発し、児童2人が死亡しました。

アフガニスタンでは、米軍による20年間の占領後、戦争で残った弾薬や不発爆弾が爆発し、子供をはじめとする市民が犠牲となっています。

米軍は2021年8月末、アフガニスタンから撤退しました。

IRIB通信によりますと、アフガニスタン東部ナンガルハル州の当局は、今回の爆発により、児童2人が死亡、ほか1人が重傷を負ったと発表しました。現地の人々は、この爆発は子どもたちが不発弾で遊んでいた際に発生したと語っています。

赤十字国際委員会の報告によれば、昨年にアフガニスタンで1000人が弾薬や地雷の爆発により死傷しており、そのうち90%が民間人だったということです。また、これらの犠牲者のうち56%を子どもたちが占めています。

アフガニスタンでは、合わせて600キロ平方メートル以上の土地に地雷や不発弾が存在すると言われています。

 


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