欧州議会議員が、西側メディアの好戦主義的行動を批判

アイルランド選出の欧州議会議員ミック・ウォーレス氏は、西側諸国の犯罪を西側メディアが報道しないことを批判し、こうしたメディアが米英によるイラク侵攻を支持したと述べました。

イルナー通信によりますと、ウォーレス議員は19日、ツイッターに、主要メディアがブレア元英首相の戦争犯罪を矮小化しているとし、「フェイクニュースが氾濫し、ブレア氏が自由に生活している一方で、メディアは米国やNATOの戦争犯罪を暴露した理由で収監されているジュリアン・アンサンジ氏の処遇を報道しようとしない」と投稿しました。

そして、「こうしたメディアが、イラク攻撃の口実となった根拠のない主張を支持していた」としました。

リークサイト「declassifieduk.org」が今年初めに公表した証拠によれば、イラク攻撃が違法であるという繰り返しの警告にも拘らず、ブレア氏は1998年にイラク空爆を発令しました。同氏はさらに、2003年にも同様の手法で、アメリカによるイラク攻撃に英軍の参加を命令しました。

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