アルジェリアも3週間の上映の後に「バービー」を禁止、同性愛拡散を理由に
8月 17, 2023 21:25 Asia/Tokyo
北アフリカ・アルジェリアで『バービー』が公開されてから3週間後、同国ではこの映画の上映が中止されました。
ロイター通信によりますと、アルジェリアでは「バービー」は、同性愛を助長するため、上映後3週間で公開が中止されたということです。
アルジェリア当局は声明を発表し、この国の宗教・文化的価値観に反する同性愛と西洋文化を促進するものだとして、この映画の上映を禁止したと発表しました。
アルジェリア文化大臣は、映画館に対しこの映画の上映を直ちに中止するよう求める声明を発表し、その理由としてこの映画の倫理的問題を挙げました。
クウェートとレバノンも、この映画の上映を禁止しています。
先週、レバノンの文化大臣は、この映画が同性愛を促進し、性転換を奨励するものであり、同国の価値観に反するとの考えを示していました。
クウェートも先月9日、この映画の国内上映は許可されていないと発表しました。
グレタ・ガーヴィグ監督の『バービー』が各国で公開されてから4週間が経過した時点で、本作の興行収入は10億ドルを突破しました。
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