米軍内の女性に対する性的犯罪が増加

米士官学校で女子学生5人あたり1人が性的犯罪の被害に遭い、前年度に比べて18%増加したことがわかりました。

オースティン米国防長官はこの問題について、各士官学校に調査と対応策の提示を命じました。

オースティン長官は、各士官学校は問題解決のために多くの対策をとらなければならないとし、性的犯罪の増加は「不愉快で受け入れられない」としました。

国防総省は17日に出した報告書で、性的犯罪の予防のため学生団体のリーダーに対する研修を行うなど、複数の全面的な改善策を提示しました。

国防総省幹部のエリザベス・フォスター氏はこの問題について、「士官学校は優れたプログラムを有しているが、不適切な管理方法によりその効果を低減させている」と述べました。

国防総省は3月、2021-2022年度に陸海空の各士官学校で起きた性的犯罪に関する報告を発表し、学生5人あたり1人が性的犯罪の被害を受けたことがわかりました。これは前年度に比べて18%増加しています。

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