ロシアとサウジの供給減少で、原油価格が上昇 
(last modified Mon, 21 Aug 2023 10:41:28 GMT )
8月 21, 2023 19:41 Asia/Tokyo
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サウジアラビアなどOPEC石油輸出国機構や、ロシアなどそれ以外の産油国を含むOPECプラスの加盟国の供給減少により、世界市場で原油価格が上昇しました。

イルナー通信によりますと、ヨーロッパ産の主要銘柄・北海ブレントが21日月曜、75セント高の1バレル当たり85ドル55セント、アメリカ産軽油WTIも、80セント上昇し、1バレル82ドル5セントに達しました。

現在、世界市場で原油価格の基準とされるこの2種類の原油の価格は増加の一途を辿っており、このことにより、特に中国での不動産危機や銀行の利子上昇と共に、経済成長の伸び悩みや石油需要の増加の可能性に関する懸念が高まっています。

シンガポールにある資本管理会社の経営者はこれに関して、データ分析会社ケプラーが提供した情報に基づき、OPECプラスの2か月連続の輸出減少により原油供給が低下していることが判明した、としました。

 


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