8月 27, 2023 20:41 Asia/Tokyo
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ロシアは、中国が東京電力福島第1原発の処理水放出開始を受けて日本の水産物を全面禁輸としたことを受け、水産物の対中輸出を拡大させようとしています。

ロイター通信によりますと、ロシア食品安全監視当局は25日夜の声明で、輸出業者の増加に取り組むと表明しながら、「中国はロシアの水産物にとって有望な市場だ。認証を受けたロシア企業や船舶、製品の量と種類の拡大を目指す」としました。

また、水産物の安全問題について中国と対話を続け、ロシア産水産物の対中輸出に関する規制に関する交渉を終える予定だとしました。

今年1─8月のロシア産水産物の輸出は、半分以上が中国向けで、スケトウダラ、ニシン、ヒラメ、イワシ、タラ、カニが主な品目となっていました。ただ、具体的な数字は示されませんでした。

同当局は7月にも、ロシアが中国の主要な水産物輸入先となっており、国内894社が海産物輸出を許可されていると明らかにしていました。

 


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