9月 14, 2023 21:15 Asia/Tokyo
  • 米統合参謀本部のミリー議長
    米統合参謀本部のミリー議長

米統合参謀本部のミリー議長は13日、トランプ政権下で米軍によるイラン攻撃を提言したことは一度もなかったと述べました。

ミリー氏はCNNの取材に対し、「一度たりともイランへの攻撃を提言したことはないと断言できる」と述べました。

対イラン攻撃については、トランプ前大統領とマーク・メドウズ元首席補佐官が、ミリー氏の提言によるものと主張していました。

メドウズ氏は自身の伝記の中でイランに関する文書に触れ、ミリー氏がトランプ氏に対し、大統領の任期中に1回以上イランを攻撃するよう強く求めたと著しています。

メドウズ氏によれば、会合でトランプ氏がミリー氏自らが作成した4ページの報告書に言及し、大規模なイランへの攻撃計画がそこに盛り込まれていたということです。

しかし、大統領時代トランプ氏は、ミリー氏からの攻撃の要請を全て退けていたともいいます。

ミリー氏は、トランプ政権最後の1年4カ月にわたり米軍の統合参謀本部議長を務めました。その間の2020年1月、トランプ氏はイラク・バグダッドに滞在していたイラン革命防衛隊ゴッズ部隊のソレイマーニー司令官の暗殺を命令し、実行しています。

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