ベラルーシ大統領;「ロシアとウクライナ、戦争終結に向け交渉すべき」
(last modified Mon, 30 Oct 2023 08:00:13 GMT )
10月 30, 2023 17:00 Asia/Tokyo
  • ベラルーシのルカシェンコ大統領
    ベラルーシのルカシェンコ大統領

ベラルーシ大統領が、ロシアとウクライナは戦争終結に向け交渉すべき、との考えを示しました。

ロイター通信が29日日曜、報じたところによりますと、ロシアと同盟関係にあるベラルーシのルカシェンコ大統領は、国営ベルタ通信のウェブサイトに掲載された質疑応答形式の動画でウクライナとロシアの戦争について、「前線がこう着状態に陥っており、両国はいったん腰を据えて戦争終結に向けた交渉を行う必要がある」と述べました。 

ルカシェンコ氏は「両国がいずれも十分な問題を抱えており、全般的に状況はかなりこう着している」と指摘しました。

そして、「両陣営が真っ向から対立して死闘を繰り広げ、動きが止まっている。人々は死に続けている」と述べています。

加えて、ウクライナがロシアに自国領土から撤退を求めていることについて、「誰も死なないように」交渉の場で解決すべきだと主張し、「以前言及したように、前提条件は必要ない。重要なのは『停止』の命令が下されることだ」と語りました。

なお、ルカシェンコ氏は去る9月中旬にロシア南部・ソチにて同国のプーチン大統領と会談しています。

 


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