「オッペンハイマー」が米ゴールデングローブ賞作品賞に
1月 09, 2024 16:36 Asia/Tokyo
原爆を開発したアメリカの物理学者、ロバート・オッペンハイマーの生涯を描いた映画「オッペンハイマー」が、米ゴールデングローブ賞ドラマ映画部門で作品賞を受賞しました。
アメリカで開催された第81回ゴールデン・グローブ賞授賞式で、映画「オッペンハイマー」が作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞、作曲賞の5つの賞に選ばれました。
クリストファー・ノーラン監督による同作品の題材となったロバート・オッペンハイマーは、第二次世界大戦中に最初の核兵器の開発に関わったことから、「原爆の父」として知られています。
「オッペンハイマー」のゴールデングローブ賞受賞の一方、世界ではウクライナをめぐるアメリカとロシアによる核戦争の可能性の高まりが指摘されています。
またこの作品は、原爆が1945年に広島と長崎に投下され20万人以上を殺害して日本人に甚大な悲惨な与えた事実が描かれておらず、日本の反核団体などから非難されていました。