3月 02, 2024 20:29 Asia/Tokyo
  • キューバのディアスカネル大統領
    キューバのディアスカネル大統領

キューバのディアスカネル大統領は、シオニスト政権イスラエルによるガザでの虐殺を「新たなホロコースト」と形容しました。

ディアスカネル大統領は1日、Xに動画を投稿し、「キューバ国民はこの戦争犯罪に無関心ではない」と述べ、2日に開催されるパレスチナ支持デモに多くの市民が参加するだろうとしました。

その上で、「暴力は十分だ。(ナチスによるホロコースト被害の)悪用は十分だ。(イスラエル)擁護は十分だ」と訴えました。

そして、ガザがイスラエル軍による相次ぐ攻撃で、虐殺のための難民キャンプと化しているとし、ガザ市民が「5カ月以上にわたって新たなホロコーストにさらされている」としました。

ディアスカネル大統領はイスラエルに戦闘の停止を求めるとともに、米国による安保理決議案への拒否権行使についても「帝国主義的」とし、ガザでの虐殺に加担していると非難しました。

 

米上院のバーニー・サンダース議員

 

こうした中、米上院のバーニー・サンダース議員も1日、「米国はガザで罪のない子供たちが殺されたり、飢えに苦しんだりするのを許すべきではない」と訴えました。

サンダース議員は、「ガザ市民はイスラエル軍による攻撃と人道支援の搬入阻止によって、前例のない人道的悲劇に直面している」としました。

ガザ住民に対するイスラエルの大量虐殺開始から約5カ月が経過した現在、ガザ地区ではこれまでに3万人以上がこの強奪政権の犯罪により殉教しました。

また、国連はガザ市民およそ230万人が難民となっており、食料支援を必要としていると発表しています。

 


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