ユダヤロビーによる南アフリカへの圧力工作
9月 11, 2024 17:21 Asia/Tokyo
イスラエルは、南アフリカによる国際司法裁判所への提訴を取り下げさせるため、アメリカに圧力をかけています。
【ParsToday国際】英デイリー・テレグラフ紙は、イスラエル外務省が南アフリカによる提訴を取り下げさせるため、米議会に圧力をかけると表明したと報じました。
国際司法裁判所は今年5月、南アフリカからの提訴を受けて、イスラエルに対しガザ南部ラファでの攻撃停止と人道支援の搬入ルートを解放するよう指示しました。
南アフリカは、イスラエルがパレスチナ人口の相当数の殺戮を企図しているとして、ガザへの攻撃をジェノサイドだと国際司法裁判所に提訴しました。
今回の報道によると、イスラエルは南アフリカによる提訴をうけて、米議会、司法、ユダヤロビーが協力して提訴を取り下げさせるよう在米大使館・領事館を通じて要請したということです。
要請文には、「国際司法の場でハマスを支持し、反イスラエルの動きが続けば、重い代償を支払うことになる」などと書かれていたということです。
デイリー・テレグラフは、イスラエルが米議会の議員に対しても、南アフリカに圧力をかけ提訴を取り下げさせるよう要請していたと伝えています。