ガザ難民キャンプに落とされた2000ポンドの米国製爆弾
9月 12, 2024 18:32 Asia/Tokyo
国際人権団体の欧州地中海人権モニターは、イスラエル軍が10日、ガザ南部アル・マワシの難民キャンプに米国製の2000ポンド級爆弾を投下したと発表しました。
【ParsToday国際】この攻撃では、これまでに60人が殉教、40人が負傷したと伝えられていますが、攻撃の規模が激しく、死傷者の数はさらに増える可能性があります。
米紙ニューヨーク・タイムズは専門家の話として、アル・マワシへの攻撃に使われたのは米国製の2000ポンド級爆弾である可能性が高いと報じました。
今回のイスラエルによる犯罪は、各国からの強い非難を招きました。
トルコ外務省は声明を発表し、安全地帯に指定されていたアル・マワシの難民キャンプを攻撃したイスラエルを厳しく非難しました。
国連のドゥジャリク報道官はグテーレス事務総長の話として、「ガザ住民の犠牲が続いていることを懸念している。ガザに安全な場所はひとつもない」と述べました。また、国連人権高等弁務官事務所もイスラエルを非難する声明を出しました。
また、キューバのロドリゲス外相も、アル・マワシへの攻撃をイスラエルによるジェノサイドを証明するものだとする談話を発表しました。
パレスチナ保健省の統計によると、昨年10月7日以降、ガザ地区の殉教者数は4万1000人以上に達しています。