ベネズエラ内務省、「騒動の首謀者から大量の米製密輸武器押収」
(last modified Mon, 16 Sep 2024 09:24:41 GMT )
9月 16, 2024 18:24 Asia/Tokyo
  • ベネズエラ内務省、「騒動の首謀者から大量の米製密輸武器押収」
    ベネズエラ内務省、「騒動の首謀者から大量の米製密輸武器押収」

ベネズエラ内務省が、騒動を起こす目的で自国内に持ち込まれた大量のアメリカ製武器を押収したと発表しました。

パールストゥデイによりますと、ベネズエラのカベッロ内務大臣は発表した声明において、違法に持ち込まれた400丁以上のアメリカ製武器が押収されたとした上で、「反政府過激派は、我が国の正当な政府に対する騒動において、これらの武器を使用しようとしていた」と説明しました。

これに関連しては、マドゥロ・ベネズエラ大統領の暗殺計画に関与し同国の情勢不安を謀った容疑で、アメリカ人3人、スペイン人2人、チェコ人1人が逮捕されたと報じられています。

一方、ロイター通信は、アメリカ国務省が逮捕された3人のアメリカ人のうち1人が米軍関係者であると確認し、「暗殺計画への我が国の関与は、完全に誤った主張だ」とする声明を出したと伝えました。

ベネズエラでは、マドゥロ大統領が今年7月末の選挙で3選を果たしたことが発表された後、反政府派が異議を唱え、それは同国内でのデモ発生、暴徒と警察の衝突、外交関係の緊迫化を招きました。

この選挙でマドゥロ大統領は、得票率51.2%で勝利しましたが、自陣のゴンザレス候補の当選を期待していたマリア・コリーナ・マチャド氏率いる野党は、44.02%と発表されたゴンザレス候補の得票率が実際には73.2%だった主張し、選挙結果を受け入れませんでした。

 

 


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