米はロシアに譲歩を強制できるか？

ポーランド軍の当局者は、新たな対ロシア制裁行使というトランプ米大統領の脅迫は外交的話術だとの見方を示しました。

【ParsToday国際】ポーランド軍のボグスラフ・パツェク将軍は「米国が新たな対ロシア制裁を課しても何も変わらないだろう」と述べ、ロシアがウクライナ戦争を止めなければ新たな制裁と関税を課すとしたトランプ米大統領の姿勢について「米にはプーチン大統領を従わせる能力はない」と語りました。

その上で、「西側諸国が常にウクライナのNATO加盟に向け奔走していることは、ロシア・ウクライナ間の戦争の停戦成立を阻む障害の一つである」としました。

トランプ米大統領は以前、プーチン大統領に対し、ウクライナ戦争を早期に終結させなければさらなる関税と制裁を課すと脅迫していました。

一方、ロシア国家安全保障会議のドミトリー・メドベージェフ副議長は26日、「トランプ米大統領は就任1週間で世界を混乱させようとしたが、ロシアは騙されない」と語っています。

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