ガザ空爆で米・イスラエルが事前調整/イエメンの能力を恐れる米国務長官
3月 18, 2025 19:00 Asia/Tokyo
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マルコ・ルビオ米国務長官
米ホワイトハウスのレビット報道官は、18日未明に行われたイスラエル軍によるガザ空爆について、イスラエルから米側に事前に通知があったと明かしました。
【ParsToday国際】レビット報道官は17日(米現地時間)のFOXニュースの番組で、空爆について「イスラエル側から事前に相談があった」と語りました。その上で、トランプ氏の言葉として「ハマスやイエメン、イランといったアメリカとイスラエルを脅かすいかなる存在も重い代償を払うことになる」と警告しました。
米国務長官「イランがイエメンの無人機能力を向上」
マルコ・ルビオ米国務長官は17日、イエメンが無人機による攻撃能力を向上させていることを認め、「イランの支援なしにはできない」と語りました。この発言は、イエメンが独自に無人機能力を向上させたことを認めたくない裏返しと思われます。アメリカはイエメンの周辺を海上封鎖し、同国への武器輸送を禁じています。
米軍幹部「イエメン空爆で民間人は死亡していない」
米統合参謀本部のグリンケウィッチ作戦部長は17日の記者会見で、15日の米軍によるイエメン空爆について「民間人が死亡したことを裏付ける証拠はない」と豪語しました。しかし、実際には女性や子供を含む多数の民間人が殺害されていることがすでに報道されています。
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