フランス北部のイスラム教徒、テロで殺害された神父を追悼
8月 07, 2016 18:39 Asia/Tokyo
フランス北部のイスラム教徒が、沈黙の行進を行い、テロリスト2名によって殺害されたジャック・アメル神父を追悼しました。
フランス通信によりますと、イスラム教徒が大部分を占める250人の集団は、6日土曜、フランス北部アミアンで沈黙の行進を行い、アメル神父を追悼するとともに、イスラムが平和的な宗教であることを思い起こさせました。
この行進の参加者は、自由のシンボルとして植樹を行い、アメル神父に1分間の黙祷をささげました。
この式典は、アミアンのモスクやイスラム団体の主導で行われ、またカトリック団体もこの式典に参加しています。
先月26日、テロリスト2名が刃物を使って、フランス北部のサンテティエンヌ・デュルブレの教会に押し入り、人質をとり、アメル神父を殺害しました。
テロ組織ISISが、この事件の犯行声明を出しています。
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