米、「フィリピン新政権が人権を侵害」
8月 09, 2016 20:28 Asia/Tokyo
アメリカが、人権侵害を理由にフィリピンの新政権を非難しました。
ロイター通信によりますと、アメリカ国務省メディア局長は8日月曜、記者団に対し、「フィリピンにおける麻薬組織や犯罪に対する同国の大統領の対応は、人権法に反するものだ」と語っています。
また、「フィリピンでドゥテルテ大統領が就任して以来、同国で警察により400人以上の麻薬密輸業者が殺害されていることは懸念すべき事柄だ」と述べました。
さらに、「アメリカは、フィリピン政府に対し、刑事上の被疑者の権利を尊重するよう求める」としています。
先月、ある研究所が行った調査の結果、フィリピンではドゥテルテ大統領の支持率が91%に達していることが判明しており、この数字は1991年以降に就任したフィリピン大統領の支持率としては最高とされています。
ドゥテルテ大統領は、麻薬対策を自らの政策の優先事項に掲げており、麻薬対策においては人権は意味を成さないと語っています。
ドゥテルテ大統領が就任してから現在までに、フィリピンではおよそ800人に上る麻薬の密売人が殺害されています。
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