ベネズエラ大統領、「OPECの合意は、政治・経済分野でのOPECの役割強化につながる」
9月 30, 2016 18:16 Asia/Tokyo
ベネズエラのマドゥロ大統領が、OPEC石油輸出国機構の合意は、政治・経済分野でのOPECの役割の強化につながるものだとしました。
フランス通信によりますと、マドゥロ大統領は、28日木曜、OPECの合意に触れ、「原油価格のさらなる下落を防ぐための生産枠の制限に関するOPECの合意は、世界の政治・経済分野でのOPECの役割を強化するだろう」と語りました。
また、OPECの加盟国と非加盟国の協力の必要性に触れ、「OPECに加盟していないロシアなどの国も、生産量の削減により、原油価格の下落を防ぐためのOPECの努力を支持するだろう」と語りました。
この合意は、28日水曜、アルジェリアで開催された国際エネルギーフォーラムの会合の傍らで署名され、OPEC加盟国は、産油量を日量3250万バレルとすることが決定しました。
ロシアのノバク・エネルギー大臣も、これについて、「ロシア政府は、石油市場での共同の措置に関するOPECのあらゆる提案を検討する用意がある」と語っています。
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