フィリピン、南シナ海の問題を巡る中国との協議を強調
10月 20, 2016 15:53 Asia/Tokyo
フィリピンのドゥテルテ大統領が、フィリピン政府は、南シナ海問題を巡る中国との協議を追求していると語りました。
イルナー通信によりますと、大統領に就任以来初めての外遊で中国を訪問しているドゥテルテ大統領は、「南シナ海やアジア地域の問題への外国の軍事介入には反対だが、中国との対立の緩和に向け、この問題に関して真剣な話し合いを行うだろう」と語りました。
また、「フィリピン政府は、南シナ海の平和と安定を脅かす、あらゆる動きや行動に反対する」としました。
フィリピンは、2013年、南シナ海での中国との領有権問題を、ハーグの常設仲裁裁判所に付託しました。
仲裁裁判所は、6月半ば、中国の南シナ海の領有権の主張には根拠がないとし、フィリピンに有利な判決を下しました。
中国は、歴史的な資料を根拠に、南シナ海の大部分とその資源の領有権を主張していますが、フィリピン政府は、中国がこの海域でのフィリピンの主権を侵害していると主張しています。
中国は、フィリピンをはじめとする東南アジア諸国の沿岸近くに至る水域の領有権を主張しています。
南シナ海と東シナ海の領有権をめぐり、中国は、日本、フィリピン、ベトナムと対立しており、アメリカもこの対立において、中国と争う国々を支持しています。
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