IMF、トランプ氏の立場について警告
11月 22, 2016 20:43 Asia/Tokyo
IMF国際通貨基金のラガルド専務理事が、アメリカのトランプ次期大統領の世界貿易に反する立場は現実や論理に反するものだとしました。
IRIB通信によりますと、ラガルド専務理事は、21日月曜、CNNのインタビューで、アメリカの貿易協定は意味がないとしたトランプ氏の警告に対し、「世界の企業の活動は共に結びついており、ノーという一言でそれを断ることはできない」と語りました。
ラガルド専務理事はさらに、アメリカはあらゆる貿易協定において勝者になるべきだというトランプ氏の主張に対し、「いかなる協定も一方的なものではない」と語りました。
トランプ氏は、アメリカ大統領選挙で勝利した後、TTIP環大西洋貿易投資連携協定とTPP環太平洋パートナーシップ協定のオバマ大統領時代の2つの貿易協定を破棄すると語りました。