韓国次期大統領候補、THAAD配備に反対
12月 17, 2016 19:39 Asia/Tokyo
韓国の次期大統領有力候補とされるムンジェイン氏が、THAADミサイルシステムの配備計画に反対しています。
イルナー通信によりますと、大統領候補として最も多くの支持率を獲得しているムンジェイン氏は、THAADの配備に関して、もし配備された場合、韓国と中国、ロシアの関係は損なわれることになるとしました。
ムンジェイン氏はTHAAD配備の見直しは、アメリカとの関係が悪化する要因にはならないとし、韓国とアメリカは北朝鮮に対抗する上で協力しており、この計画の無視によりアメリカと韓国の関係は損なわれないとしています。
パククネ大統領の弾劾が憲法裁判所で認められた場合、ムン氏は韓国大統領に選出される可能性があります。
韓国の憲法裁判所は6ヶ月以内にパク大統領の弾劾の可否を決定し、これを認めた場合、2ヶ月以内に大統領選挙が行われます。
韓国とアメリカは2017年までにTHAADを配備することで合意しており、中国とロシアは繰り返しこれについて抗議しています。
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