THAAD配備をめぐり、韓国外務省が中国大使を呼び出し
1月 05, 2017 19:11 Asia/Tokyo
アメリカの迎撃ミサイルシステムTHAADの配備をめぐり、中国と韓国の緊張が高まっていることで、韓国外務省がソウル駐在中国大使を呼び出しました。
韓国・ヨンハプ通信によりますと、韓国外務省関係者は、5日木曜、THAAD配備計画に対する中国の報復的な行動について、中国大使に説明を求めました。
THAADの配備のために、両国の関係が悪化していた2016年末、中国は中国における韓国の芸術家関連の計画を制限しています。
韓国のファン・ギョアン首相は、ある会合で、外交と防衛を中心として、アメリカとの防衛協力を強化したいとしました。
ファン首相は、アメリカと韓国の協力拡大は朝鮮半島の平和と安定にとって必要だとしました。
一方で、北朝鮮は核実験とミサイル実験の理由を、朝鮮半島問題を解決する6カ国協議における、アメリカの責務不履行によるものだとしています。
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