アメリカ国防長官が韓国入り
2月 02, 2017 20:26 Asia/Tokyo
アメリカのマティス国防長官が、最初の外遊で、韓国・ソウル入りしました。
韓国・ヨンハプ通信が伝えたところによりますと、アメリカ国防総省は2日木曜、声明を発表し、マティス国防長官は2日間の日程で韓国を訪問し、ミサイル迎撃システムTHAADの配備など、北朝鮮の核兵器・ミサイルに対抗する計画に関して、韓国の政府関係者と話し合いを行うとしました。
マティス国防長官は韓国入りした後、アメリカ軍基地を視察する予定です
西側メディアは、この訪問は北朝鮮の最近の脅迫や、大陸間弾道ミサイルの発射実験に関係がないわけではないとしていますが、THAADの韓国配備に対し、中国が明確に反対していることが、マティス長官の韓国行きの理由だとしています。
中国は、THAADの韓国配備が地域のパワーバランスを乱す要因となるとしています。
こうした中、マティス国防長官は、THAAD配備について話し合いを行うことを強調しています。
アメリカ政府高官がTHAAD配備を強調する一方で、韓国の一部の野党幹部も、THAADの韓国配備の中止、または延期を求めています。
タグ