韓国・ロッテがTHAAD配備の土地を国に移譲
2月 27, 2017 20:01 Asia/Tokyo
韓国のロッテグループが、ミサイル迎撃システムTHAADの配備に向け、同国の国防省に土地をゆだねることで合意しました。
中国・新華社通信によりますと、韓国の国防省の関係者は、27日、契約の調印式が28日火曜に行われることを明らかにしました。
韓国政府は2016年7月、アメリカのミサイル迎撃システムTHAADを、北朝鮮のミサイルの脅威に対抗するため、地域に配備することを決定しました。その土地の一部はロッテグループの所有となっています。
アメリカのロッキード・マーチン社が製造するTHAADは、高度2000キロの弾道ミサイルの追跡を行うために設計されています。
アメリカと韓国のTHAAD配備の合意は、中国とロシアの反対に直面しました。
中国政府はTHAADの配備は、地域のバランスを崩すことになるとしています。
タグ