中国とASEANが南シナ海の対立に関して協議
4月 05, 2017 19:18 Asia/Tokyo
フィリピンの外務大臣が、「中国とASEAN東南アジア諸国連合は、南シナ海の問題に関する対立を解消するための協議において良好な進展を見せた」と語りました。
イルナー通信によりますと、フィリピンの外務大臣は4日火曜、2017年のASEANの議長国となったこと、中国と1月から協議を開始したことに触れ、「確かに南シナ海の問題の解決において真剣な協議が行われている」としました。
フィリピン外相は「この2ヶ月、インドネシアやカンボジアで中国とASEANの協議が行われ、8月のASEAN外相会合で提示される最終宣言の起草まで到達した」としました。
さらに、「中国と来月行われる協議は、中国の人工島や軍事基地など南シナ海での懸念事項に対処するために開かれる」としました。
中国政府は南シナ海を中国に属するものだとしています。
ここ数年、中国は人工島や軍用飛行場の建設、この海域での巡回などを行っており、領有権を主張するこのほかの国やアメリカは、中国の行動は事実上この海域を不法に占有するものだとしています。
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