韓国で、ＴＨＡＡＤの運用に向けたプロセスが開始

韓国で、アメリカのミサイル迎撃システムＴＨＡＡＤの運用に向けたプロセスが始まりました。

ロシア・スプートニクによりますと、ＴＨＡＡＤは現在、北朝鮮のミサイルに対応する能力を備えています。

運用開始に向けた段階が完了するのは数ヶ月先になります。

アメリカと韓国は、2016年7月、ＴＨＡＡＤを韓国に配備することで合意し、3月初めに北朝鮮のミサイル実験を理由に、その配備が開始されました。

ＴＨＡＡＤの韓国配備は、ロシアや中国など、一部の国の強い反発に直面しています。

北朝鮮政府は、「アメリカとその同盟国が北朝鮮に対する脅迫を続ける限り、北朝鮮も軍事力や先制攻撃能力の強化を続ける」と強調しています。