ヒューマン・ライツ・ウォッチ、ユネスコの行動に遺憾の意
May 10, 2017 18:23 Asia/Tokyo
国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチが、サウジアラビアでNGOフォーラムを開催したユネスコの行動に遺憾の意を示しました。
ユネスコは先週、サウジアラビアのリヤドでNGOフォーラムを開催しました。
ファールス通信によりますと、ヒューマン・ライツ・ウォッチは9日火曜、声明を発し、ユネスコの行動に遺憾の意を示すとともに、人権活動家に対するサウジアラビアのこれまでの対応は、衝撃的なものであり、サウジアラビア政府は人権活動家に危害や拷問を加えているとしました。
また、この声明では、一部の国連機関は最近、人権に関して衝撃的な経歴を持つサウジアラビアについての現実を無視した、誠実さに欠ける決定をとっているとしました。
さらに、サウジアラビアでのNGOフォーラムの開催は、単に独立機関を設立したことで訴追され、拘束されている人々の頬をたたくような行動だとしました。
サウジアラビアは女性の権利を明確な形で貶めている国のひとつですが、一方で、国連は驚くべき行動をとり、サウジアラビアを女性の権利の向上に関する委員会のメンバーに選出しました。
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