IMF専務理事、「本部が中国に移転する可能性あり」
7月 25, 2017 19:40 Asia/Tokyo
IMF・国際通貨基金のラガルド専務理事が、この組織の本部を中国・北京に移転させる可能性があるとしました。
(ロイター通信によりますと、)ラガルド専務理事は24日月曜、「中国の経済成長が続いた場合、10年後にはIMFの本部を北京に移転させる可能性がある」と語っています。
また、「中国の飛躍的な経済成長は、IMFの採決形態に直接影響する」と述べました。
(アメリカ・ワシントンにある国際開発センターで演説したラガルド専務理事はさらに、「IMFが、重要な新興市場の代表者の増員を必要としていることから、北京への本部移転は決してありえないことではない」としています。
また、「今後10年間にわたり現在のような状況が続けば、IMFは北京に本部を置くことになるだろう」と語りました。