EU上級代表が、核合意の実施を強調
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EUのモゲリーニ外務・安全保障政策上級代表が、イランと6カ国による核合意の完全な実施を強調しました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
8月 08, 2017 19:03 Asia/Tokyo
  • モゲリーニー上級代表
    モゲリーニー上級代表

EUのモゲリーニ外務・安全保障政策上級代表が、イランと6カ国による核合意の完全な実施を強調しました。

イルナー通信によりますと、モゲリーニー上級代表は7日月曜、フィリピン・マニラでのASEAN・東南アジア諸国連合の外相会合の傍ら、アメリカのティラーソン国務長官、ロシアのラブロフ外務大臣、中国の王毅外務大臣と会談し、先の自らのテヘラン訪問と、イラン大統領就任宣誓式の様子について説明しました。

また、核合意が全ての関係国により実施されるべきだとする、最近の核合意合同委員会での結論を歓迎しました。

第28回核合意合同委員会は、イランのアラーグチー外務次官やEUのシュミッド副上級代表らにより、先月21日にウィーンにて開催されました。

アラーグチー次官はこの会合の終了に当たって、記者団に対し、「核合意の関係国は全て、イランが核合意を遵守し、IAEA国際原子力機関と協力していることに謝意を表明している」とし、「核合意合同委員会のメンバーは、誠意を持ってのこの合意の完全な実施、そしてこの合意の成功裏の実施に障害をもたらす一切の行動を慎むべきことを強調している」と語っています。

イランと6カ国による核合意は、昨年1月から実施されていますが、アメリカは6カ国がわの一員でありながら、常にこの合意に違反しています。

アメリカのトランプ大統領は常に、6カ国がわの他のメンバーとは逆に、核合意を醜悪な合意だとしています。