国連が、イエメン、ソマリア、南スーダン、ナイジェリアでの飢饉について警告
8月 10, 2017 18:48 Asia/Tokyo
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ソマリアでの飢餓
国連が、イエメン、ソマリア、南スーダン、ナイジェリアで2000万人以上が飢餓の危険に晒されていると警告しました。
プレスTVによりますと、国連安保理は9日水曜、これら4カ国の飢餓による危険は、武力衝突と直接関係しているとしました。
安保理はまた、これらの地域の暴力の継続が、短期、中期、長期的な人道支援の妨害になっていることについて懸念を示し、それが食糧難の主な原因の1つだとしました。
さらに、これらの4カ国の武力衝突における全ての関係勢力に対し、民間人の命を尊重し、病院などの医療施設やその職員、運輸機関や施設などに危害を加えないよう求めています。
国連のオブライエン人道問題調整官は、食糧難に瀕している人々を救済するために必要な49億ドルのうち、これまでに集まったのは25億ドルだとしています。
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