アメリカ国連大使が根拠のない主張によりイランの軍事施設への査察を要求
8月 26, 2017 17:35 Asia/Tokyo
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ヘイリー国連大使
アメリカのヘイリー国連大使が、イランに対する根拠のない主張をくり返し、IAEA国際原子力機関によるイランの軍事施設の査察を求めました。
ヘイリー国連大使は、この数日、特にIAEAの天野事務局長と23日水曜にオーストリア・ウィーンで会談したあと、核合意を混乱させるための新たな筋書きの実行を開始しています。
また、25日金曜夜、国際的な取り決めの枠を超えて、常にIAEAに協力していたイランを、秘密裏の核計画を有しているとして、非難しました。
さらに、この主張により、国際規約や追加議定書に反して、イランの軍事施設への視察を求めました。
イラン外務省のガーセミー報道官は、最近、こうしたアメリカ高官の不適切な要求に回答する中で、「この要求は政治的な皮肉だ」と強調しました。
イランと6カ国の核合意は、2016年1月から実施されていますが、締結国のひとつであるアメリカは、様々な方法で核合意への違反を追求しています。
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