国連安保理、北朝鮮問題について緊急会合

国連安全保障理事会が、北朝鮮の新たな核実験について、緊急会合を開きました。

フランス24によりますと、ニューヨーク時間4日月曜に行われた会合では、北朝鮮に対する新たな制裁行使の可能性について検討されました。

国連のフェルトマン事務次長は、この会合で、「朝鮮半島の緊張が拡大すればするほど、もくろみを誤ったり、誤解が生じたりする危険も高まる」と語りました。

アメリカのヘイリー国連大使も、安保理の緊急会合で、「現在、安保理が、6度目の核実験を行った北朝鮮に対して可能な限り最も厳しい措置を講じるべきときが来ている」と述べました。

このようなアメリカの関係者の立場に反し、ロシアのネベンジャ国連大使は、「軍事的な方法では、朝鮮半島の問題を解決することはできない」と語りました。

トランプ大統領の好戦的なアプローチや軍事的な脅迫を受け、北朝鮮は3日日曜、「水素爆弾の実験に成功した」と発表しました。