アメリカ各地で、７４件の銃撃事件が発生

アメリカ各州で２３日土曜、７４件の銃撃事件が発生し、これらの事件で２３人が死亡、６５人が負傷しました。

アメリカの銃犯罪に関する統計センターの報告によりますと、これらの事件はカリフォルニア州、ネブラスカ州、イリノイ州、ジョージア州、インディアナ州、ミズーリ州、オハイオ州、コネチカット州、テネシー州の各州で発生したとされています。

この報道ではまた、過去４８時間でアメリカ各都市で１８２件の銃撃事件が発生したことが報告されており、これらの銃撃で５４人が死亡、１３４人が負傷したとされています。

複数の統計によりますと、アメリカは人口全体に対する短銃の所持件数が最も多い国とされ、人口１００人当たり９０丁の短銃や小銃が存在するといわれています。

アメリカ議会に銃の所持の自由を支持するロビーが影響力を及ぼしていることから、アメリカの民主・共和の２大政党は銃規制に向けた決定的な措置を講じられないままとなっています。