WTO会合、結論に至ることなく終了
12月 14, 2017 19:12 Asia/Tokyo
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WTO会合
アルゼンチンで開催されていたWTO・世界貿易機関の閣僚会合が、具体的な結論に達成せず、閉幕しました。
AP通信によりますと、WTOのアゼベド事務局長は13日水曜、アルゼンチン・ブエノスアイレスで開かれていたこの組織の経済相会合の終了に際し、「今回の会合では、この組織の164の全ての加盟国の合意が必要な閣僚宣言が採択できなかった」と語っています。
今回の会合では、食料品の貿易や農業、電子取引、漁業に対する補助金の問題が協議されました。
アメリカ通商代表部のライトハイザー代表は11日月曜、WTOを無能機関と見せるため、「WTOは、通商協議からはずれ、通商面での対立を解消するための組織となりつつある」と語っています。
また、「この組織の一部の加盟国は、自らが通商面での利権を得るため、他国に対する法的訴訟の手はずを整えようとしている」と述べました。
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