アメリカ国務長官、「北朝鮮はアメリカの懸念材料」
12月 29, 2017 17:55 Asia/Tokyo
アメリカのティラーソン国務長官が、「北朝鮮はアメリカの安全保障にとって最大の脅威だ」と語りました。
IRIB通信が28日木曜、報じたところによりますと、ティラーソン国務長官は、「トランプ大統領は就任以来、アメリカの国家安全保障にとっての最大の脅威は北朝鮮だとしている」と述べています
また、「トランプ大統領が、北朝鮮に対して効果のなかった戦略的な忍耐という政策をやめて、経済制裁による圧力という政策に切り替えてから、北朝鮮は弾道・核ミサイル計画よりも、真剣な協議に転換せざるを得なくなっている」としました。
こうした中、北朝鮮は何度も、アメリカとその同盟国が脅迫行為を続ける限り、先制攻撃能力をはじめとする軍事力の強化を続行すると強調しています。
ティラーソン長官はまた、ジョージアやウクライナといった近隣諸国にロシアが内政干渉していることについて、「アメリカとロシアの関係は良好ではない」と語りました。
2014年の住民投票によるクリミア半島のウクライナからの分離と、’ロシアへの併合は、ロシア政府にも承認されていますが、これはロシアとアメリカ、ウクライナ、EUとの関係における緊張を高めることとなりました。
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