アメリカが、アフリカ諸国に対し北朝鮮との断交を要請

アメリカ政府がアフリカ諸国に対し、北朝鮮との断交を迫っています。

イギリス･ロンドン発行の新聞フィナンシャル・タイムズによりますと、アメリカの政府関係者はアフリカ諸国への圧力を強化し、これらの国に駐在する北朝鮮の外交官や労働者の国外追放を求めています。

フィナンシャルタイムズはまた、「アメリカ政府は、アフリカ１３カ国にある北朝鮮大使館が利益調達の中心として機能している、と主張している」としています。

アメリカの政府関係者の主張によれば、北朝鮮は自国の核兵器開発に力を入れる中で、外貨の獲得に向け、アフリカ諸国の軍事的な協力を仰ぎ、これらの国と協定を締結しようとしている、ということです。

アメリカのトランプ大統領の好戦的なアプローチにより、アメリカと北朝鮮の間の緊張が激化しています。

トランプ大統領は、北朝鮮への軍事攻撃を示唆するとともに、同国を破壊すると強迫しています。

一方、北朝鮮もアメリカとその同盟国が脅迫を続ける限り、先制攻撃に向けた軍事力の強化を継続すると強調しています。