フェイスブックが8700万人のユーザーの個人情報流出を認める
4月 05, 2018 19:52 Asia/Tokyo
フェイスブックの関係者が、このSNSのユーザー8700万人の個人情報が流出したことを認めました。
ロイター通信によりますと、フェイスブックは4日水曜、このSNSのユーザー8700万人に関する個人情報が、ロンドンの政治コンサルティング会社、ケンブリッジ・アナリティカに不正取得された可能性がある、と表明しました。
この報告によれば、個人情報が流出した8700万人のユーザーの多くは、アメリカ在住者とされています。
また、アメリカの新聞ニューヨークタイムズと、イギリスの新聞ガーディアンによれば、ケンブリッジ・アナリティカは2016年のアメリカ大統領選挙でトランプ大統領を支援するために、これらのユーザーの個人情報を利用したということです。
フェイスブックは、世界最大のSNSの1つで、ユーザーのプライベートの侵害や選挙への干渉といった最近の不正行為を理由に、強く批判されています。
フェイスブックは、一昨年のアメリカ大統領選挙の際、トランプ大統領の選挙事務所とも協力していました。
フェイスブックを立ち上げたマーク・ザッカーバーグ氏は来週、アメリカ下院においてユーザーの個人情報の漏洩問題について報告することになっています。