EU上級代表、核合意の維持を強調
4月 25, 2018 20:23 Asia/Tokyo
-
EUのモゲリーニ外務・安全保障政策上級代表
EUのモゲリーニ外務・安全保障政策上級代表が、再度、核合意の維持というEUの立場を強調しました。
モゲリーニ上級代表は25日水曜、アメリカのトランプ大統領とフランスのマクロン大統領の会談で提起された、イランとの新たな合意に関する表明に反応し、「マクロン大統領の表明から、現状において成功したイランとの合意は一つのみであり、この合意を維持すべきであることは明らかである」と述べました。
また、「もし、核合意の条文を注意深く読めば、その中にイランが核兵器を製造しないことが明記されていることが分かる」としました。
マクロン大統領は24日火曜、トランプ大統領との会談において、核合意の維持を強調しました。
一方のトランプ大統領もこの会談で、「私が来月12日にどんな行動に出るのかは誰もが知らない。核合意よりも良い合意が存在しうるかどうかはそのときに分かるだろう」としました。
マクロン大統領は、イランとのより大規模な合意を提案することで、現在の核合意からのアメリカの離脱を阻止しようとしています。
タグ